岡垣町議会 > 2019-09-20 >
09月20日-04号

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  1. 岡垣町議会 2019-09-20
    09月20日-04号


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    令和 元年 9月定例会(第3回)───────────────────────────────────────────令和元年 第3回(定例)岡 垣 町 議 会 会 議 録(第15日)                             令和元年9月20日(金曜日)───────────────────────────────────────────議事日程(第4号)午前9時30分開議  日程第 1 議案第48号 岡垣町教育・保育に関する利用者負担額を定める条例の一部を改正する条例 日程第 2 議案第49号 岡垣町農業委員会の委員等の定数に関する条例の一部を改正する条例 日程第 3 議案第50号 岡垣町水道事業給水条例の一部を改正する条例 日程第 4 議案第51号 成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について 日程第 5 議案第52号 住居表示を実施すべき市街地の区域を拡張する区域及び当該区域における住居表示の方法を定めることについて 日程第 6 議案第53号 令和元年度 岡垣町一般会計補正予算(第2号) 日程第 7 議案第54号 令和元年度 岡垣町水道事業会計補正予算(第1号) 日程第 8 議案第55号 平成30年度 岡垣町一般会計歳入歳出決算認定について 日程第 9 議案第56号 平成30年度 岡垣町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について 日程第10 議案第57号 平成30年度 岡垣町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について 日程第11 議案第58号 平成30年度 岡垣町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定について 日程第12 議案第59号 平成30年度 岡垣町水道事業会計利益の処分及び決算認定について 日程第13 議案第60号 平成30年度 岡垣町下水道事業会計利益の処分及び決算認定について 日程第14 請願第 1号 所得税法第56条の廃止を求める請願 日程第15 議案第61号 黒山・大浦地区災害復旧工事請負変更契約について 日程第16 発議第 1号 天皇陛下御即位奉祝賀詞決議 日程第17 議員派遣について(報告) 日程第18 議員派遣について 日程第19 総務産業常任委員会の閉会中の継続調査について      (1)地方創生について      (2)国道3号岡垣バイパスの4車線化について      (3)防災について 日程第20 文教厚生常任委員会の閉会中の継続調査について      (1)教育・文化について      (2)福祉について      (3)環境について──────────────────────────────本日の会議に付した事件 日程第 1 議案第48号 岡垣町教育・保育に関する利用者負担額を定める条例の一部を改正する条例 日程第 2 議案第49号 岡垣町農業委員会の委員等の定数に関する条例の一部を改正する条例 日程第 3 議案第50号 岡垣町水道事業給水条例の一部を改正する条例 日程第 4 議案第51号 成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について 日程第 5 議案第52号 住居表示を実施すべき市街地の区域を拡張する区域及び当該区域における住居表示の方法を定めることについて 日程第 6 議案第53号 令和元年度 岡垣町一般会計補正予算(第2号) 日程第 7 議案第54号 令和元年度 岡垣町水道事業会計補正予算(第1号) 日程第 8 議案第55号 平成30年度 岡垣町一般会計歳入歳出決算認定について 日程第 9 議案第56号 平成30年度 岡垣町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について 日程第10 議案第57号 平成30年度 岡垣町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について 日程第11 議案第58号 平成30年度 岡垣町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定について 日程第12 議案第59号 平成30年度 岡垣町水道事業会計利益の処分及び決算認定について 日程第13 議案第60号 平成30年度 岡垣町下水道事業会計利益の処分及び決算認定について 日程第14 請願第 1号 所得税法第56条の廃止を求める請願 日程第15 議案第61号 黒山・大浦地区災害復旧工事請負変更契約について 日程第16 発議第 1号 天皇陛下御即位奉祝賀詞決議 日程第17 議員派遣について(報告) 日程第18 議員派遣について 日程第19 総務産業常任委員会の閉会中の継続調査について      (1)地方創生について      (2)国道3号岡垣バイパスの4車線化について      (3)防災について 日程第20 文教厚生常任委員会の閉会中の継続調査について      (1)教育・文化について      (2)福祉について      (3)環境について──────────────────────────────出席議員(13名) 1番 木原 大輔君        2番 市津 広海君 3番 太田 清人君        4番 曽宮 良壽君 5番 太田  強君        6番 平山 正法君 7番 横山 貴子君        8番 安里 雅恵君 9番 神崎 宣昭君       10番 三浦  進君11番 広渡 輝男君       12番 川地 啓輔君13番 森山 浩二君                 ──────────────────────────────欠席議員(なし)──────────────────────────────欠  員(なし)──────────────────────────────事務局出席職員職氏名局長 太田 周二君     課長補佐 神屋 聖子君──────────────────────────────説明のため出席した者の職氏名町長 …………………… 宮内 實生君    副町長 ………………… 門司  晋君企画政策室長 ………… 川原 政人君    広報情報課長 ………… 石井  学君総務課長 ……………… 高山 昌文君    地域づくり課長 ……… 廣渡 要介君税務課長 ……………… 青山雄一郎君    会計管理者 …………… 下村 智治君健康づくり課長 ……… 中山 朝雄君    福祉課長 ……………… 吉村小百合住民環境課長 ………… 高橋 賢志君            ……… 神屋 智行君長寿あんしん課 ……… 船倉憲一郎君    都市建設課長 ………… 来田  理君産業振興課長 ………… 秋武 重成君    上下水道課長 ………… 橋田 敏明君教育長 ………………… 佐々木敏幸君    教育総務課長 ………… 川原 義仁君生涯学習課長 ………… 神谷 昌宏君                      ──────────────────────────────午前9時30分開議 ○議長(森山浩二君) ただいまの出席議員は、13名です。定足数に達していますので、これより本日の会議を開きます。起立、礼。 直ちに本日の会議を開きます。本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりです。 日程に入るに先立ち、副町長から発言の申し出がありましたのでこれを許可します。門司副町長。 ◎副町長(門司晋君) 今議会第5日の曽宮議員の一般質問において、私の答弁に誤りがありましたので、発言を訂正し、おわびいたします。 国土利用計画に関する質問に対し、私の発言は、「それ以降、町が計画を策定せず、都市計画マスタープラン土地利用計画に沿ってまちづくりを進めていますので、今、当時定めた国土利用計画、町の利用計画については、今となってはその効力はなしてないのではないかなと考えます」とそのようにお答えをいたしました。その部分を、「それ以降、町は計画を更新しておりませんが、当時定めた国土利用計画は現在も継続しております」、そのように訂正をさせていただきたいと思います。 御迷惑をおかけしたことをおわび申し上げます。申しわけございませんでした。 ○議長(森山浩二君) ただいまの発言の訂正の申し出に対しては、議長においてこれを許可いたします。────────────・────・──────────── △日程第1.議案第48号 ○議長(森山浩二君) 議事日程第4号、日程第1、議案第48号岡垣町教育・保育に関する利用者負担額を定める条例の一部を改正する条例の件を議題とします。 本件に関し、委員会報告書を配付していますので、委員長報告は、省略します。 委員会報告書を朗読させます。事務局長、朗読。 ◎事務局長(太田周二君) 報告第38号、文教厚生常任委員会報告書。1.議案第48号岡垣町教育・保育に関する利用者負担額を定める条例の一部を改正する条例。本委員会は、上記の議案を審査した結果、原案を可決と決定したから、岡垣町議会会議規則第72条の規定により報告します。令和元年9月12日、文教厚生常任委員会委員長三浦進岡垣町議会議長森山浩二様。 ○議長(森山浩二君) これより委員長報告に対する質疑を行います。質疑は、ありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了します。 これより討論を行います。まず、本件に対する反対討論の発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり) 反対討論なしと認めます。 次に、賛成討論の発言を許します。6番、平山正法議員。 ◎議員(平山正法君) 6番、平山正法です。議案第48号岡垣町教育・保育に関する利用者負担額を定める条例の一部を改正する条例について、賛成の立場から討論いたします。 10月から消費税率が10%へ引き上げられる予定であります。それと同時に、この幼児教育・保育の無償化が行われます。私は、子育て世代に最も厳しい消費税の引き上げには反対であり、幼児教育・保育の無償化の財源は、大企業や富裕層に応分の負担を求めて実施すべきであると主張させていただきます。 幼児教育・保育の無償化によって、認可保育所に子どもが入れないという待機児童の問題は、深刻です。無償化で希望者の増加も想定される中、教育・保育の質の低下や保育士不足の深刻化を懸念する声もあります。認可外保育施設では、事故で子どもを亡くしてしまうということも起こっています。このことからも、私は、待機児童解消のために、安心・安全の認可保育所の増設を促進すべきだと考えます。また、保育士が安心して働けるための処遇改善も待ったなしの状況です。 最後に、保育・幼児教育の無償化に伴い、保育料に含まれていた給食のおかずやおやつ代に当たる副食費が、実費徴収になります。保護者保育関係者から悲鳴が上がる中、秋田県では半数以上、徳島県では4割以上、東京都では4割近くなどが、全国で少なくとも100を超える自治体が無償にすることが明らかになっています。子どもが豊かな保育・幼児教育を受けられる体制を、岡垣町でも整えられることを求めて、賛成討論といたします。 ○議長(森山浩二君) ほかに賛成討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) 賛成討論なしと認めます。これをもって討論を終了します。 これより議案第48号の件を挙手により採決します。本件に対する委員長の報告は、可決です。本件は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(森山浩二君) 挙手全員です。したがって、議案第48号の件は、委員長の報告のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第2.議案第49号 ○議長(森山浩二君) 日程第2、議案第49号岡垣町農業委員会の委員等の定数に関する条例の一部を改正する条例の件を議題とします。 本件に関し、委員会報告書を配付していますので、委員長報告は、省略します。 委員会報告書を朗読させます。事務局長、朗読。 ◎事務局長(太田周二君) 報告第34号、総務産業常任委員会報告書。1.議案第49号岡垣町農業委員会の委員等の定数に関する条例の一部を改正する条例。本委員会は、上記の議案を審査した結果、原案を可決と決定したから、岡垣町議会会議規則第72条の規定により報告します。令和元年9月11日、総務産業常任委員会委員長広渡輝男岡垣町議会議長森山浩二様。 ○議長(森山浩二君) これより委員長報告に対する質疑を行います。質疑は、ありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了します。 これより討論を行います。まず、本件に対する反対討論の発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり) 反対討論なしと認めます。 次に、賛成討論の発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり) 賛成討論なしと認めます。これをもって討論を終了します。 これより議案第49号の件を挙手により採決します。本件に対する委員長の報告は、可決です。本件は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(森山浩二君) 挙手全員です。したがって、議案第49号の件は、委員長の報告のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第3.議案第50号 ○議長(森山浩二君) 日程第3、議案第50号岡垣町水道事業給水条例の一部を改正する条例の件を議題とします。 本件に関し、委員会報告書を配付していますので、委員長報告は、省略します。 委員会報告書を朗読させます。事務局長、朗読。 ◎事務局長(太田周二君) 報告第35号、総務産業常任委員会報告書。1.議案第50号岡垣町水道事業給水条例の一部を改正する条例。本委員会は、上記の議案を審査した結果、原案を可決と決定したから、岡垣町議会会議規則第72条の規定により報告します。令和元年9月11日、総務産業常任委員会委員長広渡輝男岡垣町議会議長森山浩二様。 ○議長(森山浩二君) これより委員長報告に対する質疑を行います。質疑は、ありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了します。 これより討論を行います。まず、本件に対する反対討論の発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり) 反対討論なしと認めます。 次に、賛成討論の発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり) 賛成討論なしと認めます。これをもって討論を終了します。 これより議案第50号の件を挙手により採決します。本件に対する委員長の報告は、可決です。本件は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手
    ○議長(森山浩二君) 挙手全員です。したがって、議案第50号の件は、委員長の報告のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第4.議案第51号 ○議長(森山浩二君) 日程第4、議案第51号成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定についての件を議題とします。 本件に関し、委員会報告書を配付していますので、委員長報告は、省略します。 委員会報告書を朗読させます。事務局長、朗読。 ◎事務局長(太田周二君) 報告第36号、総務産業常任委員会報告書。1.議案第51号成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について。本委員会は、上記の議案を審査した結果、原案を可決と決定したから、岡垣町議会会議規則第72条の規定により報告します。令和元年9月11日、総務産業常任委員会委員長広渡輝男岡垣町議会議長森山浩二様。 ○議長(森山浩二君) これより委員長報告に対する質疑を行います。質疑は、ありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了します。 これより討論を行います。まず、本件に対する反対討論の発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり) 反対討論なしと認めます。 次に、賛成討論の発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり) 賛成討論なしと認めます。これをもって討論を終了します。 これより議案第51号の件を挙手により採決します。本件に対する委員長の報告は、可決です。本件は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(森山浩二君) 挙手全員です。したがって、議案第51号の件は、委員長の報告のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第5.議案第52号 ○議長(森山浩二君) 日程第5、議案第52号住居表示を実施すべき市街地の区域を拡張する区域及び当該区域における住居表示の方法を定めることについての件を議題とします。 本件に関し、委員会報告書を配付していますので、委員長報告は、省略します。 委員会報告書を朗読させます。事務局長、朗読。 ◎事務局長(太田周二君) 報告第39号、文教厚生常任委員会報告書。1.議案第52号住居表示を実施すべき市街地の区域を拡張する区域及び当該区域における住居表示の方法を定めることについて。本委員会は、上記の議案を審査した結果、原案を可決と決定したから、岡垣町議会会議規則第72条の規定により報告します。令和元年9月12日、文教厚生常任委員会委員長三浦進岡垣町議会議長森山浩二様。 ○議長(森山浩二君) これより委員長報告に対する質疑を行います。質疑は、ありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了します。 これより討論を行います。まず、本件に対する反対討論の発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり) 反対討論なしと認めます。 次に、賛成討論の発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり) 賛成討論なしと認めます。これをもって討論を終了します。 これより議案第52号の件を挙手により採決します。本件に対する委員長の報告は、可決です。本件は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(森山浩二君) 挙手全員です。したがって、議案第52号の件は、委員長の報告のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第6.議案第53号 ○議長(森山浩二君) 日程第6、議案第53号令和元年度岡垣町一般会計補正予算(第2号)の件を議題とします。 本件に関し、委員会報告書を配付していますので、委員長報告は、省略します。 委員会報告書を朗読させます。事務局長、朗読。 ◎事務局長(太田周二君) 報告第40号、総務産業常任委員会報告書。1.議案第53号令和元年度岡垣町一般会計補正予算(第2号)。本委員会は、文教厚生常任委員会との連合審査会において、上記の議案を審査した結果、原案を可決と決定したから、岡垣町議会会議規則第72条の規定により報告します。令和元年9月17日、総務産業常任委員会委員長広渡輝男岡垣町議会議長森山浩二様。 ○議長(森山浩二君) これより委員長報告に対する質疑を行います。質疑は、ありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了します。 これより討論を行います。まず、本件に対する反対討論の発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり) 反対討論なしと認めます。 次に、賛成討論の発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり) 賛成討論なしと認めます。これをもって討論を終了します。 これより議案第53号の件を挙手により採決します。本件に対する委員長の報告は、可決です。本件は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(森山浩二君) 挙手全員です。したがって、議案第53号の件は、委員長の報告のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第7.議案第54号 ○議長(森山浩二君) 日程第7、議案第54号令和元年度岡垣町水道事業会計補正予算(第1号)の件を議題とします。 本件に関し、委員会報告書を配付していますので、委員長報告は、省略します。 委員会報告書を朗読させます。事務局長、朗読。 ◎事務局長(太田周二君) 報告第41号、総務産業常任委員会報告書。1.議案第54号令和元年度岡垣町水道事業会計補正予算(第1号)。本委員会は、文教厚生常任委員会との連合審査会において、上記の議案を審査した結果、原案を可決と決定したから、岡垣町議会会議規則第72条の規定により報告します。令和元年9月17日、総務産業常任委員会委員長広渡輝男岡垣町議会議長森山浩二様。 ○議長(森山浩二君) これより委員長報告に対する質疑を行います。質疑は、ありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了します。 これより討論を行います。まず、本件に対する反対討論の発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり) 反対討論なしと認めます。 次に、賛成討論の発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり) 賛成討論なしと認めます。これをもって討論を終了します。 これより議案第54号の件を挙手により採決します。本件に対する委員長の報告は、可決です。本件は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(森山浩二君) 挙手全員です。したがって、議案第54号の件は、委員長の報告のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第8.議案第55号 ○議長(森山浩二君) 日程第8、議案第55号平成30年度岡垣町一般会計歳入歳出決算認定についての件を議題とします。 本件に関し、委員会報告書を配付していますので、委員長報告は、省略します。 委員会報告書を朗読させます。事務局長、朗読。 ◎事務局長(太田周二君) 報告第42号、総務産業常任委員会報告書。1.議案第55号平成30年度岡垣町一般会計歳入歳出決算認定について。本委員会は、文教厚生常任委員会との連合審査会において、上記の議案を審査した結果、原案を認定することに決定したから、岡垣町議会会議規則第72条の規定により報告します。令和元年9月18日、総務産業常任委員会委員長広渡輝男岡垣町議会議長森山浩二様。 ○議長(森山浩二君) これより委員長報告に対する質疑を行います。質疑は、ありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了します。 これより討論を行います。まず、本件に対する反対討論の発言を許します。6番、平山正法議員。 ◎議員(平山正法君) 6番、平山正法です。議案第55号岡垣町一般会計歳入歳出決算認定について、反対の立場から討論いたします。 安倍政権のもと、資本金10億円以上の大企業の内部留保は499兆1,420億円となり過去最高となりました。超富裕層の資産は、3倍にもなっています。その一方で、労働者の実質賃金は、マイナスとなりました。家計消費も落ち込み、格差と貧困が広がっています。 また、医療・介護などの社会保障予算の自然増分1,300億円が削減され、小泉内閣時代を上回る1.6兆円もの大幅削減となりました。特に、年金や生活保護費の削減で、生活が苦しいという方がふえています。国民世論調査でも、景気の回復を実感していないと答えた方が8割にも上っています。 格差と貧困の是正を求める国民の声に背を向け、富裕層の金融所得への優遇税制を聖域としながら、貧困層には一層の負担を強いる安倍政権の姿勢は断じて容認できません。また、防衛費は5兆円を超え過去最高となりました。長距離ミサイル導入や大量の武器購入など、かつてない大軍拡を進めています。 岡垣町では、就学援助の入学準備金の入学前支給が中学校に進学する児童を対象に始まりました。また、スクールソーシャルワーカーの町単独での雇用や配置、そして、学校のエアコン設置に向けても動き出したことは、評価しております。 その一方で、行政改革推進計画に基づき、行政改革が本格的に始まりました。敬老祝金の削減や、老人憩の家のお風呂が廃止となりました。これらは、高齢者にとってはささやかな楽しみであり、身近な福祉施設でもありました。これらの廃止は、高齢者の負担増になると同時に、高齢者の健康づくりや福祉の増進を後退させてしまうものであります。 最後に、町内に住む低年金生活の高齢者や低所得者は、日々の暮らしで精一杯という状況です。来月からは消費税も10%に引き上げられ、さらに生活が苦しくなるという住民がふえると考えられます。国が社会保障費を削減する今、町はそういう方々への支援なども考えるべきであると申し上げ、反対といたします。 ○議長(森山浩二君) 次に、賛成討論の発言を許します。11番、広渡輝男議員。 ◎議員(広渡輝男君) 11番、広渡輝男です。議案第55号平成30年度岡垣町一般会計決算認定について、賛成の立場から討論いたします。 平成30年度の一般会計決算は、実質収支2億7,569万円の黒字で、全額を令和元年度に繰り越しするとなっています。しかし、単年度収支を見ると6,466万円の赤字で、財政調整基金から3億8,000万円の繰り入れを行ったことなどから、実質単年度収支は2億6,791万円の赤字であり非常に厳しい財政状況が続いています。 多くの基礎自治体が抱える人口減少社会の中で、岡垣町を取り巻く社会環境も少子化・高齢化が進むとともに人口は減少の一途をたどっており、主要な財源である固定資産税や住民税などの地方税は29億500万円と、対前年比を見ると99.7%ということで横ばい、微減となっています。一方、高齢化や少子化対策などに要する民生費は、予算総額の41%を占め、それを支える地方税は28.57%にとどまり厳しい財政状況に変わりはありません。 こうした中で、限られた一般財源を有効活用するため、行政改革推進計画や公共施設等総合管理計画などを着実に実行し、適正な行政サービスの水準や受益者負担についての検証を行いながら、事務事業のスリム化に継続して取り組むことで、将来を見据えた長期的な視点での健全な財政運営を行うとされています。自主財源の確保へ向けた住民サービスに係る経常経費を圧縮することは、町民の理解と協力を得ることが大事なことだと思いますが、町民に負担を求めることもおのずから限界があります。 一方、主要な自主財源の確保へ向けた財政基盤の強化は、岡垣町の宿命とも言える一朝一夕には解決できない大きな課題でもあります。 私は、平成30年9月定例会の、平成29年度一般会計の決算認定の議案に対する賛成討論の中でも、経常的な歳出財源の不足を補うための基金、貯金の取り崩しと地方債、借金の借り入れによる運営は、近々のうちに限界を迎えるのではないかと大きく懸念されるため、自主財源の確保へ向けた取り組みを求めてきたところです。平成30年度の一般会計決算を見てもこの厳しい財政構造に変わりはありません。 歳出面を見ますと、第5次総合計画後期基本計画やまち・ひと・しごと創生総合戦略の4年目を迎えている中で、少子対策として子育て支援制度の充実、福祉・民生費の確保、農業基盤整備のためのパイプラインの整備や漁港の環境改善のしゅんせつ工事などの振興策の取り組み、コミュニティバス、町民の生活交通の確保とあわせてデマンド交通システムの取り組みなど、また教育環境の充実へ向けた空調施設の整備など積極的な取り組み等が実施されており、こうした住民サービスの期待に沿う歳出に対する歳入予算を確保とあわせて、収支の改善に向けた努力については大きく評価するところです。 今後、財政基盤を強化するためには、このほど完成した海老津・白谷線道路等と岡垣バイパスの4車線化とあわせて野間フルランプ化を促進し、これらの都市計画道路や交通体系と連携したJR海老津駅周辺整備とあわせた南側開発の促進、また自然豊かな西部地域の活性化策、中部地域の特性を活かした定住人口増加策などを押し進めるためには、岡垣町の財産ともいえる土地と地域の再生計画への取り組みが急務であると思います。 現下の厳しい財政状況の中で、公共の福祉の増進と住民サービスを促進するため、自主財源の確保へ向けた積極的な取り組みを求めて賛成討論といたします。 ○議長(森山浩二君) 次に、反対討論の発言を許します。ありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) 反対討論なしと認めます。 次に、賛成討論の発言を許します。5番、太田強議員。 ◎議員(太田強君) 5番、太田強。議案第55号について賛成の立場から討論いたします。 平成30年度の岡垣町一般会計の決算は、歳入106億5,649万円、歳出102億4,366万円、差し引き4億1,283万円、繰越財源1億3,714万円を除いた実質収支は2億7,569万円です。単年度収支は、6,466万円の赤字となっております。町税や使用料などの自主財源も減収するという厳しい財政状況の中で、宮内町長は、第5次総合計画に掲げるまちづくりの3つの将来像、1つは「〈輝き〉自然の恵みを守り活かし輝くまち」、2つ目は「〈安全安心〉みんなが安全で安心して暮らせるまち」、3つ目の「〈心の豊かさ〉地域を愛し、心豊かな人が育つまち」この3つの将来像についてそれぞれの施策の実現に取り組まれました。何といいましても特筆すべきは、「〈安全安心〉みんなが安全で安心して暮らせるまち」への取り組みであろうと思います。 全国的に台風などで、大きな被害が、住民の生活に支障が生じている時に、比較的新聞やテレビで報道されるような災害がない岡垣町でございますが、災害等の緊急情報や地域情報を速やかに住民に伝える地域情報伝達無線システムでんたつくんの運用や新型Jアラート受信機導入は、特筆すべき成果であると判断いたします。 これらの活用が私ども町民の安全、安心のまちづくりとなることを述べて賛成といたします。 ○議長(森山浩二君) ほかに賛成討論はありませんか。9番、神崎宣昭議員。 ◎議員(神崎宣昭君) 9番、神崎宣昭です。議案第55号平成30年度岡垣町一般会計歳入歳出決算認定について、賛成の立場から討論いたします。 平成30年度岡垣町一般会計歳入歳出決算は、歳入総額106億5,649万6,914円、歳出総額102億4,366万886円、歳入歳出差し引き4億1,283万6,028円で、実質収支額は2億7,569万6,028円です。平成30年度の単年度収支は、前年、平成29年度の単年度収支6,299万7,000円の黒字収支だったのに比べ、6,466万8,000円の赤字となり、前年度との差額は1億2,766万5,000円マイナスとなっています。また、財政調整基金から、3億8,000万円の繰り入れを行ったことなどから、実質単年度収支も2億6,791万8,000円の赤字で、非常に厳しい収支状態になっています。 また、基金は総額で6億3,193万7,000円の基金繰り入れを行っており、基金残高は前年度末と比較して、3億1,220万8,000円減少しております。また平成30年度の町債の借入額は8億4,344万5,000円で、町債の残高は、前年度末よりも2億5,222万6,000円増加しております。 平成30年度事業における主要な取り組みは、農業振興においては、補助事業の有効利用などにより、農業生産の基盤となる設備の維持管理、安定した農業経営の環境整備など、商工業の振興では、制度融資の促進などによる商業の活性化、商工業者の経営支援、企業誘致の取り組み。町民との協同の取り組みとして、自然保護、保守保全の取り組み。その他の主要な事業として、観光振興事業、定住促進事業など、公共交通の効率化、福祉政策の充実、防災機能の強化、子育て支援など、教育政策の充実、町民の利便性を向上を図る取り組みなど、大まかな事業を取り上げましたが、詳細を上げたら切りがありません。 第5次総合計画やまち・ひと・しごと創生総合戦略など、多岐にわたり、きめ細かな行き届いた政策を立て、着実に取り組みを履行されたことを評価しますが、非常に厳しい財政状況の折、行政改革推進計画や公共施設等総合計画を着実に実行され、事務事業のスリム化を図ることを期待して賛成討論といたします。 ○議長(森山浩二君) ほかに賛成討論はありませんか。1番、木原大輔議員。 ◎議員(木原大輔君) 1番、木原大輔です。議案第55号平成30年度岡垣町一般会計歳入歳出決算認定について、賛成の立場から討論させていただきます。 今回の決算は行政改革が始まったばかりの決算であり、必ずしもすぐに成果につながるものではないと考えています。今後の行政改革の手腕を期待して、少子高齢化の脱却のため、エアコン整備、子育て政策、変化の予兆が見られるなど、今後の町の行政改革の変換が期待されます決算であります。 今後とも町の決算が限られた一般財源を有効活用することに対し、行政改革推進計画や公共施設総合管理計画を着実に実行してもらいたく、賛成の討論とさせていただきます。 ○議長(森山浩二君) ほかに賛成討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) 賛成討論なしと認めます。これをもって討論を終了します。 これより議案第55号の件を挙手により採決します。本件に対する委員長の報告は、認定です。本件は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(森山浩二君) 挙手多数です。したがって、議案第55号の件は、委員長の報告のとおり認定されました。────────────・────・──────────── △日程第9.議案第56号 ○議長(森山浩二君) 日程第9、議案第56号平成30年度岡垣町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定についての件を議題とします。 本件に関し、委員会報告書を配付していますので、委員長報告は、省略します。 委員会報告書を朗読させます。事務局長、朗読。 ◎事務局長(太田周二君) 報告第46号、文教厚生常任委員会報告書。1.議案第56号平成30年度岡垣町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について。本委員会は、総務産業常任委員会との連合審査会において、上記の議案を審査した結果、原案を賛成多数で認定することに決定したから、岡垣町議会会議規則第72条の規定により報告します。令和元年9月18日、文教厚生常任委員会委員長三浦進岡垣町議会議長森山浩二様。 ○議長(森山浩二君) これより委員長報告に対する質疑を行います。質疑は、ありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了します。 これより討論を行います。まず、本件に対する反対討論の発言を許します。6番、平山正法議員。 ◎議員(平山正法君) 6番、平山正法です。議案第56号平成30年度岡垣町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、反対の立場から討論いたします。 平成30年度より、国民健康保険が都道府県単位化、広域化へと変わりました。現在、国民健康保険の加入者構成は、自営業者や農業・漁業に従事している人、年金生活者や非正規雇用者などで、合わせて8割近くになっています。国民健康保険の広域化は、保険税が高過ぎるという制度上の構造的矛盾を何ら解決するものではありません。国民健康保険の構造的な問題を解決し、重い負担である国民健康保険税を引き下げるには、十分な公費を投入することが必要不可欠です。 国民健康保険の広域化は、国が都道府県を通じて、医療費抑制、提供体制の適正化を行うことを目的とするものであり、国民健康保険税の基準となる国民健康保険事業費納付金は、県が決めるものであります。町は納付金を全額納めなければならないため、国民健康保険税の値上げになりかねない仕組みであることから反対とさせていただきます。 ○議長(森山浩二君) 次に、賛成討論の発言を許します。3番、太田清人議員。 ◎議員(太田清人君) 3番、太田清人でございます。議案第56号平成30年度岡垣町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定についてに、賛成の立場から討論をいたします。 本議案につきましては、平成30年度における本事業の決算における妥当性の判断を求められているというものであり、その観点から意見を申し述べます。本事業の収支面におきましては赤字決算となっておりますが、これを今後の課題と捉える必要はあるものの、今から申し上げます4点の理由により賛成といたします。 1番目、当該年度は、本事業の制度変更、県への広域化に伴う財政運営のあり方が変わったことに象徴されますように、制度改正を初め医療費の動向等、外部要因に左右され、自主的運営自体が難しいものと推察されまして、このような着地となったことはやむを得ないというふうに判断をいたします。 2番目、税率の改定を行ったことによる収支改善への努力とあわせ、健康増進事業、病気予防事業、それからジェネリック薬品への誘導等、相応の診療費抑制への努力もされていることは、評価できるものであり、本決算にプラスの数値として反映されていると思われること。 3番目、赤字補填の一環として、一般財源からの繰入金が充当されておりますが、住民の生命に係る本事業の公共性・重要性の観点から、必要な措置ということが理解できること。 最後に、事業運営に当たりまして、予算の執行は目的に沿っている。そして計数的にも問題はないということから、以上の4点の理由によりまして、賛成の討論とさせていただきます。 ○議長(森山浩二君) 次に、反対討論の発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり) 反対討論なしと認めます。 次に、賛成討論の発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり) 賛成討論なしと認めます。これをもって討論を終了します。 これより議案第56号の件を挙手により採決します。本件に対する委員長の報告は、認定です。本件は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(森山浩二君) 挙手多数です。したがって、議案第56号の件は、委員長の報告のとおり認定されました。────────────・────・──────────── △日程第10.議案第57号 ○議長(森山浩二君) 日程第10、議案第57号平成30年度岡垣町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についての件を議題とします。 本件に関し、委員会報告書を配付していますので、委員長報告は、省略します。 委員会報告書を朗読させます。事務局長、朗読。 ◎事務局長(太田周二君) 報告第47号、文教厚生常任委員会報告書。1.議案第57号平成30年度岡垣町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について。本委員会は、総務産業常任委員会との連合審査会において、上記の議案を審査した結果、原案を賛成多数で認定することに決定したから、岡垣町議会会議規則第72条の規定により報告します。令和元年9月18日、文教厚生常任委員会委員長三浦進岡垣町議会議長森山浩二様。 ○議長(森山浩二君) これより委員長報告に対する質疑を行います。質疑は、ありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了します。 これより討論を行います。まず、本件に対する反対討論の発言を許します。6番、平山正法議員。 ◎議員(平山正法君) 6番、平山正法です。議案第57号平成30年度岡垣町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、反対の立場から討論いたします。 後期高齢者医療制度は、病気になりがちで、医療費がかかることが避けられない75歳以上を一つの制度にまとめ、高齢者人口がふえるたびに加入高齢者の負担割合を増加させる仕組み自体がもたらす重大な弊害です。 保険料を払い切れない高齢者が全国でふえる中、正規の保険証を交付されないケースがふえていることも深刻です。有効期間が短い短期証に切りかえられた高齢者も少なくありません。長い治療を必要とするお年寄りが、安定的に医療にかかれない事態は、健康と命にかかわる大問題です。 保険料滞納者に対する預貯金などの差し押さえが激増していることも重大です。年金まで差し押さえられた例もあります。75歳を超えた人たちの生活実態を無視した非情な差し押さえは、許されません。 矛盾と問題だらけの後期高齢者医療制度は廃止し、以前の老人保健制度に戻すべきであることを求めて反対といたします。 ○議長(森山浩二君) 次に、賛成討論の発言を許します。3番、太田清人議員。 ◎議員(太田清人君) 3番、太田清人でございます。議案第57号平成30年度岡垣町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてに、賛成の立場から討論をいたします。 本議案につきましては、前号議案同様、平成30年度における本事業の決算における妥当性の判断を求められているものであり、その観点から意見を申し述べるものでございます。高齢者の増加に伴い、今後も歳出の増加が見込まれ、厳しい運営を迫られる状況下ではございますが、以下申し述べます3点の理由により賛成といたします。 1番目、歳出不足分は主に一般財源からの繰入金で充当されておりますが、後期高齢者の保険料収納率は99%と高水準でありまして、歳入に係るこれ以上の自助努力は困難ではないかということで、必要な措置に裏づけされた決算となっているというのが1点目。 2点目でございますが、介護予防・日常生活総合支援事業、そういった事業を初めといたしました諸事業の実施で、要支援・要介護者に対するケアも措置をされておると。町としての相応の対応は評価できるものではないかというふうに考えております。これも本決算には見えない部分として、プラスの効果はあるというふうに考えられると思います。 3番目、事業運営に当たりまして、予算の執行は目的に沿っており、計数的にも問題ないというふうに考えられますので、以上、3点の理由をもちまして賛成討論といたします。 ○議長(森山浩二君) 次に、反対討論の発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり) 反対討論なしと認めます。 次に、賛成討論の発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり) 賛成討論なしと認めます。これをもって討論を終了します。 これより議案第57号の件を挙手により採決します。本件に対する委員長の報告は、認定です。本件は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(森山浩二君) 挙手多数です。したがって、議案第57号の件は、委員長の報告のとおり認定されました。────────────・────・──────────── △日程第11.議案第58号 ○議長(森山浩二君) 日程第11、議案第58号平成30年度岡垣町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定についての件を議題とします。 本件に関し、委員会報告書を配付していますので、委員長報告は、省略します。 委員会報告書を朗読させます。事務局長、朗読。 ◎事務局長(太田周二君) 報告第43号、総務産業常任委員会報告書。1.議案第58号平成30年度岡垣町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定について。本委員会は、文教厚生常任委員会との連合審査会において、上記の議案を審査した結果、原案を認定することに決定したから、岡垣町議会会議規則第72条の規定により報告します。令和元年9月18日総務産業常任委員会委員長広渡輝男岡垣町議会議長森山浩二様。 ○議長(森山浩二君) これより委員長報告に対する質疑を行います。質疑は、ありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了します。 これより討論を行います。まず、本件に対する反対討論の発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり) 反対討論なしと認めます。 次に、賛成討論の発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり) 賛成討論なしと認めます。これをもって討論を終了します。 これより議案第58号の件を挙手により採決します。本件に対する委員長の報告は、認定です。本件は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(森山浩二君) 挙手全員です。したがって、議案第58号の件は、委員長の報告のとおり認定されました。────────────・────・──────────── △日程第12.議案第59号 ○議長(森山浩二君) 日程第12、議案第59号平成30年度岡垣町水道事業会計利益の処分及び決算認定についての件を議題とします。 本件に関し、委員会報告書を配付していますので、委員長報告は、省略します。 委員会報告書を朗読させます。事務局長、朗読。 ◎事務局長(太田周二君) 報告第44号、総務産業常任委員会報告書。1.議案第59号平成30年度岡垣町水道事業会計利益の処分及び決算認定について。本委員会は、文教厚生常任委員会との連合審査会において、上記の議案を審査した結果、原案を可決及び認定することに決定したから、岡垣町議会会議規則第72条の規定により報告します。令和元年9月18日、総務産業常任委員会委員長広渡輝男岡垣町議会議長森山浩二様。 ○議長(森山浩二君) これより委員長報告に対する質疑を行います。質疑は、ありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了します。 これより討論を行います。まず、本件に対する反対討論の発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり) 反対討論なしと認めます。 次に、賛成討論の発言を許します。4番、曽宮良壽議員。 ◎議員(曽宮良壽君) 議案第59号について討論をいたします。 そもそも、このごろ年をとったせいなんでしょうか、認定と利益処分の可否というのは別物ではないかなというふうに思うところがあります。それは、議案第60号についても同じなんですが、これだけ日本が、国も含めて、自治体も株式会社化が進んでくると、例えば、この水道事業、下水道事業も公企業会計の中で利益の処分ということが議会に可否を求められている現状があります。 とんでもなくもうかったときには、その利益をどう処分するかということを議会に諮ると。決算の認定と利益の処分については、もうかったときはどうするんだろうなということを議会に諮る。それは同時に、サンリーアイしかり、指定管理者制度を導入された部署についても同じようなことが言えるのではないかなというふうに、このごろ年をとったせいで考えるようになった。 しかし、この可否、認定の手続については、瑕疵はないにしても、12月定例会までに何とか自分の中で調査研究をしたいなというふうに思っているところです。本題からはそれましたが、町長宛ての決算審査の中で、平成30年度はもうかったと、利益が出ましたということが報告されております。 しかし、そのまとめの中で、結びについての中では、審議会にということと、それから、どうも値上げをしなさいというニュアンスの文言が記されておりました。町長が28年間料金の改定をしていないからという発言があり、既に結論出されておるのかなというふうに、私には伝わってきたところです。 今後の水道行政のあり方、民営化を含んだ国の考え方の中で水道法が改正されたりしている、まさに株式会社化がより進んだ形でうちの町にも押し寄せてくるのかなという心配でも懸念でもない、実際の国の動きとしては、うちの町もそういう波にさらされる状態になるのかなということを感じております。その一部として水道法改正があって、それに基づいて電子化、いわゆる既設の埋設されておる水道管の電子データ化を進めていかざるを得なくなったというふうに思っております。 水道ビジョンというものが岡垣町にもあります。ぼちぼち改定の時期を迎えております。この水道ビジョンによって、新しい水道ビジョンによって、どのような水道行政が町として行われていくのか、将来に向けての水道ビジョンがどういうものになるのか、また、水道の漏水も全国平均よりも多いというふうに報告がなされました。こういう水道ビジョン、新しい水道ビジョン、あるいは将来の改修の計画、そういうものを提示した中で、審議会でより慎重に審議をしていただくよう求めて、認定に賛成、利益処分に賛成ということで討論とさせていただきます。 ○議長(森山浩二君) ほかに賛成討論は、ありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) 賛成討論なしと認めます。これをもって討論を終了します。 これより議案第59号の件を挙手により採決します。本件に対する委員長の報告は、利益の処分については可決、決算については認定です。本件は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(森山浩二君) 挙手全員です。したがって、議案第59号の件は、委員長の報告のとおり可決及び認定されました。 ここでしばらく休憩します。なお、再開は10時50分とします。午前10時29分休憩………………………………………………………………………………午前10時50分再開 ○議長(森山浩二君) 再開します。────────────・────・──────────── △日程第13.議案第60号 ○議長(森山浩二君) 日程第13、議案第60号平成30年度岡垣町下水道事業会計利益の処分及び決算認定についての件を議題とします。 本件に関し、委員会報告書を配付していますので、委員長報告は、省略します。 委員会報告書を朗読させます。事務局長、朗読。 ◎事務局長(太田周二君) 報告第45号、総務産業常任委員会報告書。1.議案第60号平成30年度岡垣町下水道事業会計利益の処分及び決算認定について。本委員会は、文教厚生常任委員会との連合審査会において、上記の議案を審査した結果、原案を可決及び認定することに決定したから、岡垣町議会会議規則第72条の規定により報告します。令和元年9月18日、総務産業常任委員会委員長広渡輝男岡垣町議会議長森山浩二様。 ○議長(森山浩二君) これより委員長報告に対する質疑を行います。質疑は、ありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了します。 これより討論を行います。まず、本件に対する反対討論の発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり) 反対討論なしと認めます。 次に、賛成討論の発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり) 賛成討論なしと認めます。これをもって討論を終了します。 これより議案第60号の件を挙手により採決します。本件に対する委員長の報告は、利益の処分については可決、決算については認定です。本件は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(森山浩二君) 挙手全員です。したがって、議案第60号の件は、委員長の報告のとおり可決及び認定されました。────────────・────・──────────── △日程第14.請願第1号 ○議長(森山浩二君) 日程第14、請願第1号所得税法第56条の廃止を求める請願の件を議題とします。 本件に関し、委員会報告書を配付していますので、委員長報告は、省略します。 委員会報告書を朗読させます。事務局長、朗読。 ◎事務局長(太田周二君) 報告第37号、総務産業常任委員会報告書。1.請願第1号所得税法第56条の廃止を求める請願。本委員会は、上記の議案を審査した結果、原案を不採択と決定したから、岡垣町議会会議規則第72条の規定により報告します。令和元年9月11日、総務産業常任委員会委員長広渡輝男岡垣町議会議長森山浩二様。 ○議長(森山浩二君) これより委員長報告に対する質疑を行います。質疑は、ありませんか。6番、平山正法議員。 ◆議員(平山正法君) 6番、平山正法です。請願趣旨の中に男女共同参画基本計画のことが明記されておりますが、そのことについて総務産業常任委員会のほうでは審議をしたのでしょうか。している、していない、しているんであれば、内容までお尋ねをいたします。 ○議長(森山浩二君) 11番、広渡輝男委員長。 ◎総務産業常任委員長(広渡輝男君) 請願第1号の中で、男女共同参画ということについてどのように審議なりされたかということでありますが、これは、国の第4次参画の基本計画ということで、その中で、女性が家族従業者として果たした役割をということで、適正に果たされるようにということで上がっておりましたし、それに関連して、この国連の中での一定の取り組み状況ということも、どういう状況になっているかということについては、いろいろ課題として、政府として受けとめているというようなことであったということであります。 以上、そういう点で委員会の中で議論なりしてきたということであります。 ○議長(森山浩二君) ほかに質疑は、ありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了します。 これより討論を行います。まず、本件に対する賛成討論の発言を許します。6番、平山正法議員。 ◎議員(平山正法君) 6番、平山正法です。請願第1号所得税法第56条の廃止を求める請願について、賛成の立場から討論いたします。 この請願は、所得税法第56条は、事業者の配偶者とその親族が事業に従事したとき、対価の支払いは必要経費に算入しないとして、家族従業者の自家労賃を認めていないことは、憲法の個人の尊重、法のもとの平等、両性の平等、財産権などに反するとして、全ての事業者への記帳義務化に合わせて配偶者や家族従業者の働き分を事業主の控除としてではなく、必要経費として算入するよう求めるとして、当議会に所得税法第56条廃止の意見書を国に提出することを求めるものであります。 賛成の理由の第1は、配偶者や家族の働きを必要経費として認めないという所得税法第56条が人権否定に当たるとともに、この条文の制定された経緯や時代背景から見ても、このまま残しておく理由はないからであります。 昭和22年に施行された日本国憲法は、平和主義、国民主権を高らかに掲げ、国民の基本的人権として、全ての国民に、個人の尊重、法のもとの平等、両性の平等、財産権などを保障することを明記しました。こうしたもとで、自営業者の家族についてもその働きを正当に評価し、その対価として賃金を支払うことは当然であります。 明治20年に制定された所得税法のもとでは、世帯単位の納税が行われていましたが、日本の税制改革に関して出されたシャウプ勧告を受けて、昭和25年から世帯単位から個人単位の課税に切りかえられました。ところが、56条には個人単位の課税制度を利用して家族構成員間で所得を分散させる租税回避的な行動を抑制するためとして、家族単位の課税の仕組みが、残されました。 これは当時の日本の個人事業が家族全体の協力のもとに行われていることが多く、必ずしも家族従業員に対して給与等の対価を支払う慣行がなかったことを反映してのものであり、現在もなお合理性を持つものとは言えません。 第2の理由は、自家労賃を認めることは、世界でも、国内でも時代の流れとなっているからであります。世界に目を向けますと、ドイツ、フランス、アメリカなど主要国では自家労賃は必要経費として認め、家族従業者の人格、人権、労働を正当に評価しています。また、国連女性差別撤廃委員会は、平成21年、日本に対する総括所見の議論の中で日本政府に痛烈な批判が行われ、平成28年3月に出された国連女性差別撤廃委員会の総括所見でも、家族経営における女性の働きを認めるよう所得税法の見直しが、提起されました。 こうした中で、国内でも第4次男女共同参画基本計画には、商工業等の自営業における家族従業者の実態を踏まえ、女性が家族従業者として果たしている役割が適切に評価されるよう、税制等の各種制度のあり方を検討するという文言が盛り込まれ、閣議決定されています。 国会でも、平成21年11月17日の参議院財政金融委員会で、峰崎税務副大臣が、多くの皆さんが廃止を望んでおられることはよくわかっている。所得税法56条廃止について、前政権から継承としてしっかり検討していきたいと表明しています。それを受けて藤井財務大臣も、私も峰崎副大臣と同様に考えていると答弁をしました。また、平成22年3月19日の衆議院経済産業委員会では直島経済産業大臣が、所得税法56条は見直す必要がある。省庁ごとに所管はあるが、政策は横断的に実行したいと答えています。さらに、ことし3月28日の衆議院財政金融委員会では、麻生財務大臣が、以前から所得税法第56条を見直すべきとの御指摘を受けておりますので、これは引き続き丁寧に御検討させていただきますと答弁し、政府も検討を約束しています。 第56条は合憲とする最高裁判決が出ています。しかし、その判決が、この請願を不採択とする根拠とならないと考えております。なぜなら、合憲とされる法律であっても、必要に応じて条項の削除など法律そのものの改正が必要になることもあり得るからであります。先ほども申し上げましたが、政府も56条については、見直しを検討すると言っていますので、所得税法第56条廃止の意見書を提出すべきだと考えます。 最後に、同法の第57条では、特別の例外として青色で申告すれば、同一生計の事業従事者への給料が経費として認められることになっています。それは事業従事者がいる場合、配偶者で最高85万円、それ以外の親族では50万円の控除ができることになっています。実際に国税庁の発表でも、青色申告で納税した事業従事者は、約100万人で事業従事者1人当たりの平均給与は228万円。一方で、白色申告で納税した事業所得者は約80万人で事業専従者1人当たり平均控除額は、79万円であります。 議論の中には、青色申告にすれば問題ないという点もあったかもしれません。現行制度では、白色申告事業者には自家労賃は認められていませんが、同じ中小事業者でも青色申告事業者になれば、家族に支払った賃金を必要経費として控除することはできるようになっています。両者の最も大きな違いは、記帳義務のあるなしでありましたが、昭和59年から所得300万円以上の、平成26年からは全ての白色申告事業者にも記帳義務が課されたことから、両申告制度の間で差をつける合理的な理由はなくなっています。しかし、青色申告事業者になるためには、申告の前年の3月15日までに青色申告事業者としての承認申請を行わなければならず、あらかじめ届け出た家族への賃金の上限額を超える場合には、さらに届け出が必要となるなどの厳しい規制があります。このことは青色申告制度を定めた所得税法第57条が、56条の例外規定として定められたことによるものであります。 請願者が求めているものは、そもそも自家労賃を認めないという所得税法56条を廃止することであり、青色申告にすれば問題ないというのは、請願の趣旨に答えることにはならないというふうに考えております。中小事業者の配偶者や家族に対する差別的な制度の廃止を願う請願者の訴えを受けとめ、所得税法第56条廃止の意見書を国に上げるよう重ねて呼びかけ、請願に賛成する討論といたします。 ○議長(森山浩二君) 次に、反対討論の発言を許します。11番、広渡輝男議員。 ◎議員(広渡輝男君) 11番、広渡です。この請願第1号所得税法第56条の廃止を求める請願ということでございます。 私は、この所得税の廃止を求める請願についていろいろ調査なり研究する中において、この中で、家族従業者の働き分は事業主の所得となり、配偶者86万円、配偶者以外の方が50万円が控除されるのみで、これは最低賃金にも達しない額ですと。このことにより、家族従業者は社会保障や行政手続の面で不利益を受けていますというようなことを、そうしたものを背景として、今回、所得税法56条を廃止するようということをこの意見書を提出ということで請願出されております。 私は、この所得税法56条は、課税の公平性ということの中、設けられた、いわゆる所得の基本的な根幹にかかわる条文であるというふうに思っております。 ただ、そうした中で、家族従業者に対する不利益等について、56条のみではそのことについてはいろんな課題があるということから、所得税法57条で専従者控除あるいは青色の給与所得ということで、その事業の中で発生してくるものについては、家族従業者であって、使用人の場合はこういう専従者控除と。ちゃんとした青色申告の手続をとった方については、その所得からちゃんと給与として支払うということについて控除がされるという仕組みになります。したがって、このことについては、いささかも、この家族の中での従業者に対する不利益をもたらせるような、この56条でないというふうに私はそういう受けとめ方をしております。 また、こうした中で、最高裁の判例の中で、このことについては、法律そのものは適法であると。そして、憲法14条にも反しないというような最高裁判例も出ておるということから、このことについていろんな議論がされているということでありますが、私は、この中で、所得税法56条の見直しというようなことについては、耳をちょっと傾けるところもあったわけですけども、この請願の項目の中では、所得税法56条廃止ということになれば、根幹の、いわゆる税法そのものを大きく揺るがすことになるということから、これは、現段階において、私は廃止ということについては、これは、今の56条と57条で十分充足しているということからして、この請願には反対ということで討論させていただきます。 ○議長(森山浩二君) 次に、賛成討論の発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり) 賛成討論なしと認めます。 次に、反対討論の発言を許します。8番、安里雅恵議員。 ◎議員(安里雅恵君) 8番、安里雅恵です。請願第1号所得税法第56条の廃止を求める請願について、反対の立場から討論いたします。 この請願の趣旨は、日本の税制では所得税法第56条事業主の配偶者とその親族が事業に従事したとき、対価の支払いは必要経費に算入しないにより、家族従業者の働き分、自家労賃を必要経費として認められていないため、その廃止を求めるものと理解しています。 私は、所得税法第56条があっての57条なので廃止は賛成できかねます。56条を廃止にしたら、今まで56条で手続をされている方々が困るのではないかと思います。 そして、国の第4次男女共同参画基本計画の中で、女性が家族従業者として果たしている役割が適切に評価されるよう、税制等の各種制度のあり方を検討すると請願の中にありますけれども、 この請願を読んだときに一番気になるところがここでした。これは中小企業の家族従業者の話だけではなく、家庭の中で果たす女性の役割や働きも適切に評価されるような社会になったらいいと、そのように理解いたしました。 また、国連女性差別撤廃委員会は2016年3月、所得税法第56条が家族従業者女性の経済的自立を妨げていることを懸念し、所得税法の見直しを日本政府に勧告しました。また日本弁護士連合会も2017年11月、政府への意見書に、家族従業者本人の労働の対価を明確に位置づけられるようと、所得税法第56条、57条の見直しを正式に盛り込んでいますと請願の趣旨には書かれております。 ですから、私は所得税法第56条を廃止するのではなく、56条の控除の見直しを求めていったほうがいいと思います。 以上の理由をもって、反対いたします。 ○議長(森山浩二君) ほかに反対討論はありませんか。5番、太田強議員。 ◎議員(太田強君) 5番、太田強。所得税法第56条の廃止を求める請願について、原案に対し反対の立場から討論いたします。 提出者であります中間遠賀民主商工会の青山様、原様の現行規定の廃止という大変厳しく、難しい問題だと十分承知の上で提出されたものと思います。大きな壁に一つのくさびを打ち込むという気概は十分理解いたしました。 しかし、私は、岡垣町議会として今、国に廃止を求める意見書の提出については賛成できません。その理由として、一つ、平成16年11月に最高裁において所得税法第56条の有効性及び同56条により、課税された課税処分は憲法第14条に違反しないと判決されております。 次に、2番目に、所得税法第56条の運用につきましては、個人で事業を営む者と法人で事業を営む者との間で税の負担が不均衡とならないように定められているものと判断いたします。 次に、3番目に、提出者が主張されておる家族労働者の必要経費については、所得税法第57条により、青色申告することにより、計上することができるわけでございます。 次に、4番目に、税制という極めて重要問題であり、法治国家として現行、法は守るべきであり、法の趣旨は十分私は理解できます。 以上により現行法制度で十分対応できるものと判断し、反対といたします。 ○議長(森山浩二君) ほかに反対討論はありませんか。4番、曽宮良壽議員。 ◎議員(曽宮良壽君) この請願第1号について、態度を委員会でどうするかという立場で、私の立場としては、結果としては不採択でありましたが、継続してもう少し調査研究をする時間が欲しいなということで、委員会の中では申し述べたつもりです。したがって、この場では二者択一、2つの中から選ばなければなりませんが、委員会の中で三択が可能であれば、もう一つの選択、可、否ということでなくて中間の、継続して調査をしたいという、そういう希望が私の立場でありました。 それで、この場ではどうしたら、採決の場で手を挙げないとなると不採択に賛成ということになるのかなということで、一般的な議案と違って、町民あるいは当事者が係る関係当事者が、請願を出された場合に、委員会において継続審議の可否を問う場があってもいいのではないかなというふうに思ったところであります。 税制について、いま一つ知りたいなと、あわせて、国の今、お上と言ったらいいんでしょうね、お上が考えておる1億総活躍、あるいは男女共同参画、その中にあって目指すところの税制はいかにあるべきかというところは、ここの場ではなくて国のレベルで議論をしておると思いますが、その議論の中身がどうなのかというところもあわせて調査研究したかったなというふうに思いますが、これは、私の今後の課題として。 ただ、国の税制の中で、国際的にどうなのかなというところで、一つ映画の話を出しましょう。 ショーシャンクという、ショーシャンクの森だったかな、ティム・ロビンスが犯罪人として刑務所に入所中、刑務所の職員、所長以下全員の確定申告、日本でいえば確定申告に当たる納税証明にかかわるところで手続を入所中の刑期を務めておる主人公にさせるという。そして、その業務をしてもらうということを、ティム・ロビンスが演じる主人公にさせていたということが私の中では印象に残っております。 現在、法人の中では、法人の住民税も所得税も、また役場の中でもそうです。個人が自分で申告をして、あらゆる手続をするということがありません。しかし、国際的にはどうなのかなというところで考えると、その映画の中で見た光景、自分の責任において控除すべきもの、申告して課税に賦すべきものというものが当たり前に行われているということからすると、日本も将来そうなるのかなと思いながら、しかし、手間暇かかることは全部自治体、法人にやらせておけというのが国の考え方なのかなと思いながら、しかし、大きな話のところから、やはり国の根幹である税制というものは考えていかなければならないという、私の今の心情からすると、現段階では結論が出せないのかなというふうに思っております。 ですから、この討論といわれるものが、不採択をすることに賛成であると思われると心外だと。あわせて、採択に賛成ということも現段階では言えないということをこの場で表明して討論といたします。 ○議長(森山浩二君) ほかに反対討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) 反対討論なしと認めます。これをもって討論を終了します。 これより請願第1号の件を挙手により採決します。本件に対する委員長の報告は、不採択です。したがって原案について採決します。本請願を原案のとおり採択することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(森山浩二君) 挙手少数です。したがって、請願第1号の件は、不採択とすることに決定しました。────────────・────・──────────── △日程第15.議案第61号 ○議長(森山浩二君) 日程第15、議案第61号黒山・大浦地区災害復旧工事請負変更契約についての件を議題とします。 提出者から提案理由の説明を求めます。宮内町長。 ◎町長(宮内實生君) 議案第61号について提案理由の説明をいたします。 平成30年7月豪雨により被災した黒山・大浦地区の農業用施設等について、平成31年3月29日までの工期で復旧工事を進めていました。 しかしながら、平成31年2月及び今年7月に新たな被害が発生したため、工事を一時中止し地質調査及び解析を行った結果、復旧計画の変更が必要となり、工事請負変更契約を行うものです。 なお、当初の契約は、議会の議決を要するものではありませんでしたが、復旧計画の変更を行った結果、事業費に大きく変更が生じたため、議会の議決を求めるものです。 なお、詳細については、総務課長及び産業振興課長に説明させますので、よろしくお願いします。 ○議長(森山浩二君) 高山総務課長。 ◎総務課長(高山昌文君) まず、契約について説明をいたします。黒山・大浦地区災害復旧工事の請負変更契約を締結するため、地方自治法及び町条例の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 契約の目的は、黒山・大浦地区災害復旧工事のためでございます。契約金額は、当初の契約額を2,299万1,640円増額し、合計で5,916万5,160円とするものでございます。契約の相手方は、日慶建設株式会社、代表取締役岩本吉男でございます。 資料として1ページ目に工事請負変更仮契約書を、2ページ目には工事計画の平面図を添付させていただいております。 工事の内容などについては、産業振興課長から説明を行います。 ○議長(森山浩二君) 秋武産業振興課長。 ◎産業振興課長(秋武重成君) 竣工間近に、斜面が滑る、いわゆる地すべりが起きましたので、地質調査ボーリングを踏まえて、のり面の安定化を図る工法に変更するものでございます。 A3の図面をお手元にお出しください。まず左側の計画平面図です。当初の復旧計画は、青いラインで囲んだ中でございました。緑色の雲形で囲んでいる区域が、今回地すべりが新たに起こった場所でございます。今回の復旧計画の工事範囲は、ピンク色で着色しているところが今回の工事で扱うところとなります。 右側の断面図をごらんください。当初復旧計画ラインは、青色で表示しております。新たに生じた地すべりは、灰色のラインで、真ん中のほうに入っているラインでございます。ブロック積みが倒れて、水路と圃場が隆起した状況でございます。赤色が今回の復旧計画のラインとなります。設計変更の考え方は、斜面を緩やかな傾斜としまして、盛り土荷重を減らして、のり面の安定を図るものでございます。 右下の工事概要をごらんください。当初の復旧計画と今回の復旧計画を表にしています。 水路は、総延長86.7メートルのうち、地すべりにより55メートルの再施工となります。仮設道路は、進入路として115メートル施工をするもので、畑ののり面復旧工は、233平方メートル、田の圃場復旧工は、80平方メートル、その他ののり面復旧工として公園へつながる斜面は、1,230平方メートル施工し、ブロック積みは、転倒して擁壁の機能を果たしていないため撤去します。水平排水工は、水抜きドレンとして斜面にパイプを18本設置し、公園用地の整備として250平方メートルを計画しています。これらの変更に伴い2,299万1,640円の増額となります。 また、本日、あわせて資料を配付しておりますA4の右肩に議案第61号資料(産業振興課)と書いているものをお願いします。 この表でございますが、上段の表、工事費内訳をごらんください。これまでの契約を当初契約から補助工事と単独工事を整理した表になります。下から2行目、第3回変更と書いていますここが、今回、議会の議決を求める請負変更契約の契約金額の欄となっています。 最下段の差し引きの欄をごらんください。この新たに起こった地すべり災害の復旧工事費として必要になる金額は、2,299万1,640円となります。その内訳は、補助対象工事として、525万8,460円、単独費1,773万3,180円です。 その下の表をお願いします。これは契約金の支払い状況でございます。これまでの請負業者への支払い状況を記載しています。 以上で説明を終わります。どうぞよろしくお願いします。 ○議長(森山浩二君) これをもって提案理由の説明を終わります。 これより質疑を行います。質疑は、ありませんか。12番、川地啓輔議員。 ◆議員(川地啓輔君) 12番、川地啓輔です。ここの現場は、総務産業常任委員会でも見させていただいたんですが、松ヶ台西公園の一部が少し崩壊しているように見えました。公園の工事に伴いまして、公園の面積がどのようになるのか、また、それに伴い、地域住民の理解を得ているのでしょうか。
    ○議長(森山浩二君) 秋武産業振興課長。 ◎産業振興課長(秋武重成君) 公園の面積でございます。公簿上の面積は4,190平方メートルございまして、今回の災害に伴い350平方メートルの減少となります。約8%程度の減少になります。 地元への説明の件でございますが、区長さん含め役員の方に工事の説明、計画の進め方の考え方を示して御理解いただいた中で、この工事を進めておるところでございます。以上です。 ○議長(森山浩二君) 12番、川地啓輔議員。 ◆議員(川地啓輔君) 先ほど、面積のほうが8%減少するとお聞きしましたが、それに伴いまして、フェンスの位置も変わってくると思います。フェンスがどのくらい手前になるのか、そしてまた、そのフェンス手前にした根拠というか、今後大丈夫かどうか、その辺を教えていただければと思います。 ○議長(森山浩二君) 秋武産業振興課長。 ◎産業振興課長(秋武重成君) フェンスの移動は、約12メートル程度移動します。今回施工を行うことで、今後大丈夫かという御質問でございますが、去年のような短時間に大量の雨が降る、そのようなことがなければ大丈夫という設計にしております。以上です。 ○議長(森山浩二君) 9番、神崎宣昭議員。 ◆議員(神崎宣昭君) この強度なんですけど、現在は集中豪雨とかすごい豪雨が降りますけど、この設計は1時間にどんぐらいの雨が降るまでに耐える設計になっているんでしょうか。 ○議長(森山浩二君) 秋武産業振興課長。 ◎産業振興課長(秋武重成君) 災害復旧の考え方でございますが、基本は原形復旧が原則でございます。このもとは、ブロック積みがございましたけれども、今回、のり面にしています。こののり面の勾配についても、災害とか、いわゆる開発に伴う造成を行うときの1対1.8という標準的なもので復旧する計画としております。ですから、降雨のどうのではなくて、標準的な構造としております。以上です。 ○議長(森山浩二君) 11番、広渡輝男議員。 ◆議員(広渡輝男君) 11番、広渡です。この災害復旧については、一次のときからしばらく中断していたということで、地域の住民の皆様も相当な不安感を持っておられたということで、今回、こういう形で復旧できるということについては、非常に喜ばしいことだというふうに思いますが、この1点だけお尋ねしたいのは、一番最初に、この被災地に、前議会のときに現地に行ったときにお尋ねしたのは、この状況で災害復旧ということでいけば、これは根本的に全体的な復旧に向けての計画を全体的な見直しをしないと、また、こういう状況が生まれるんではないかということでお尋ねした中においては、災害復旧は現況復旧ですということで言われたということで、現況復旧とか言ったにしても、その土地の状況、地域の実情によってしっかりとした、やっぱり災害査定とか、その中において、その地域の状況を訴えて、ちゃんとした復旧工事に向けて取り組んでいただけないのかなということを、そのときに思っておりましたけども、これは、今回、こういう全体的な復旧ということでされますが、今後のこの災害がいろんなところでまた起きるおそれもあると思います。そうしたときに、現況復旧という考え方の中にもう一歩踏み込んで、災害査定とかいろんな中で、今後また、そういう形が起きないような、やはりパーフェクトということはないとは思いますけども、極力復旧に向けた取り組みをしっかりとした国とか県とか協議した中で、やはり簡単に何回も起きるようなことのないような取り組みを今後進めていただきたいということを思っておりますけども、この点について1点、確認だけですね、させていただきたいと思います。 ○議長(森山浩二君) 秋武産業振興課長。 ◎産業振興課長(秋武重成君) 災害復旧は早期復旧というのが、まず求められていることと、あと、当然、これ、国の、いわゆる災害の支援の補助金を入れていく関係で、やはり災害復旧の手順、マニュアルに沿った形で今回事務を進めてまいりました。けれども、予期せぬ、もう全く地すべりとか想定しておりませんでしたので、そのようなことは、今回は予見できておりませんでした。 また、農業災害の場合は、重要性の高い構造物、例えば超大なのり面だとか、橋梁の、いわゆる河川の橋台が雨で洗掘して崩れたとか、そのようなものはしっかり調査かけていくようにはなるわけですけれども、今回、この現場の規模についても国のマニュアルに沿って手続を進める上で、今回このような対応となってしまったという状況でございます。 今後も的確に対応できるように努めてまいりたいと思っております。以上です。 ○議長(森山浩二君) ほかに質疑のある方ありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了します。 これより討論を行います。まず、本件に対する反対討論の発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり) 反対討論なしと認めます。 次に、賛成討論の発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり) 賛成討論なしと認めます。これをもって討論を終了します。 これより議案第61号の件を挙手により採決します。本件は、原案のとおり決定することに賛成の方は、挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(森山浩二君) 挙手全員です。したがって、議案第61号の件は、原案のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第16.発議第1号 ○議長(森山浩二君) 日程第16、発議第1号天皇陛下御即位奉祝賀詞決議の件を議題とします。 職員に議案を朗読させます。事務局長、朗読。 ◎事務局長(太田周二君) 資料の15ページをお開きください。朗読いたします。発議第1号天皇陛下御即位奉祝賀詞決議。 上記の議案を提出する。令和元年9月20日、提出者、岡垣町議会議員太田強、賛成者、同じく横山貴子。提案理由、本年10月22日に即位礼正殿の儀が挙行される新帝陛下の御即位をお祝いするため。 賀詞。天皇陛下におかせられましては、風薫る佳き日に御即位あそばされ、日本国及び日本国民統合の象徴として皇位を継承なされますことは、誠に慶賀にたえません。 世界の平和と我が国の繁栄が一層進展し、令和の世が幾久しく続きますよう心から祈念申し上げ、ここに岡垣町議会は、町民を代表して謹んでお祝いを表します。令和元年9月20日、福岡県岡垣町議会。 なお、資料17ページは、参考資料としておつけいたしております。以上でございます。 ○議長(森山浩二君) 発議第1号について、提出者から提案理由の説明を求めます。5番、太田強議員。 ◎議員(太田強君) 天皇陛下御即位奉祝決議の陳情書について、提案理由の説明をいたします。 本年10月22日に天皇陛下即位の礼正殿の儀が、挙行されます。この件につき福岡県奉祝委員会が設立され、その事務局長である梶栗氏及び北九州支部副会長高倉宮宮司久間宮司様が、奉祝決議のお願いに参られました。また、県議長会会長名で当議会森山議長にもお願い書が、参りました。 議会運営委員会でこの取り扱いを協議いたしました結果、平成21年の天皇陛下即位20年奉祝の賀詞決議と同様の取り扱いとし、私が発議者として、そして横山議員が賛成者とし提案することにいたしました。よろしくお願いいたします。 ○議長(森山浩二君) これより提出者に対する質疑を行います。質疑は、ありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了します。 これより討論を行います。まず、本件に対する反対討論の発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり) 反対討論なしと認めます。 次に、賛成討論の発言を許します。6番、平山正法議員。 ◎議員(平山正法君) 6番、平山正法です。発議第1号天皇陛下御即位奉祝賀詞決議について、賛成の立場から討論いたします。 日本共産党は、平成16年に綱領を改定し、それまであった君主制の廃止の課題を削除しました。現在は、天皇に関する部分を含めて憲法の全条項を守るという立場でございます。 日本国憲法のもとでは、天皇は国政に関する権能を有しない、主権者である国民の総意に基づく存在とされており、国民主権が明確にされています。この点が厳格に守られれば、天皇の制度は、日本の民主的発展を阻害するものではないと考えております。現行憲法の全条項を守り、天皇の政治利用などこれに反する策動と断固として戦うというのが、日本共産党の立場であります。 したがって、憲法上の制度である天皇の制度に対して、即位、慶事、弔事などの際には儀礼的な敬意をもって対応するのが原則であります。同時に、決議の内容については、日本国憲法で規定されている国民主権の原則に照らして、国民及び天皇の制度を過度に賛美したり、国民に賛美を強制する内容になっていないものであります。 したがって賛成いたします。 最後に、天皇の制度は、現行憲法のもとでは主権者である国民の全面的なコントロールのもとに置かれているとはいえ、一人の個人が世襲で国民統合の象徴となるという現制度は、民主主義及び人間の平等の原則と両立するものではありません。 日本共産党は、現行憲法の全条項を守るという立場ですので、天皇の制度の廃止を求めることはありません。この矛盾は、民主主義が成熟していく過程で将来的に主権者である国民の総意のもとに解決されていくという展望を日本共産党として持っているということを申し添え、賛成討論といたします。 ○議長(森山浩二君) ほかに賛成討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) 賛成討論なしと認めます。これをもって討論を終了します。 これより発議第1号の件を挙手により採決します。本件は、原案のとおり決定することに賛成の方は、挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(森山浩二君) 挙手全員です。したがって、発議第1号の件は、原案のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第17.議員派遣について(報告) ○議長(森山浩二君) 日程第17、議員派遣について(報告)の件を議題とします。 報告します。お手元のとおり、岡垣町議会会議規則第119条第1項の規定に基づき、議員派遣をいたしましたので報告します。────────────・────・──────────── △日程第18.議員派遣について ○議長(森山浩二君) 日程第18、議員派遣についての件を議題とします。 お諮りします。お手元のとおり、岡垣町議会会議規則第119条第1項の規定に基づき、議員派遣をすることに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。したがって、お手元のとおり議員派遣をすることに決定しました。────────────・────・──────────── △日程第19.総務産業常任委員会の閉会中の継続調査について △日程第20.文教厚生常任委員会の閉会中の継続調査について ○議長(森山浩二君) この際、日程第19及び日程第20の、委員会の閉会中の継続調査についての件を一括議題とします。 総務産業常任委員長、文教厚生常任委員長から、目下、委員会において調査中の事件について、岡垣町議会会議規則第70条の規定により、お手元に配付しました申出書のとおり、閉会中の継続調査の申し出があります。 お諮りします。各常任委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに、御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。したがって、各常任委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。────────────・────・──────────── ○議長(森山浩二君) 以上で本日の日程は、全部終了しました。 会議を閉じます。 これで、令和元年第3回岡垣町議会定例会を閉会します。起立、礼。午前11時42分閉議──────────────────────────────   会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。      令和  年  月  日                  議  長                  署名議員                  署名議員...